SAP ByDesign データに連携しTalend からデータに接続
SAP ByDesign をTalend Open Studio の標準コンポーネントおよびデータソース設定ウィザードに統合。
古川えりか
コンテンツスペシャリスト
最終更新日:2022-09-15
CData
こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
この記事では、Talend で簡単にCData JDBC Driver for SAPByDesign をワークフローに統合してSAP ByDesign データ連携する方法を説明します。ここではCData JDBC Driver for SAPByDesign を使ってTalend でSAP ByDesign をジョブフローに転送します。
JDBC データソースとしてTalend でSAP ByDesign に接続
下記の手順に従って、SAP ByDesign にJDBC 接続を確立します:
- SAP ByDesign を新しいデータベース接続を追加:新しく接続を追加するには、[Metadata]ノードを展開し[Db Connections]ノードを右クリックして[Create Connection]をクリックします。
- ウィザードが表示されたら、接続に名前を入力します。
次のページで、[DB Type]メニューから[Generic JDBC]を選択してJDBC URL を入力します。
SAP ByDesign に接続するには、次の接続プロパティを設定します。
- Url: SAP ByDesign サイトのURL に設定。例:https://test.sapbydesign.com
- User: アカウントのユーザー名に設定。
- Password: アカウントのパスワードに設定。
- CustomService or AnalyticsService:
いずれか一方のみを指定する必要があります。データを取得するカスタムサービスがある場合はCustomService を指定します。アナリティクスサービスのレポートを取得する場合はAnalyticsService
を指定します。
どちらも指定されていない場合は、'cc_home_analytics.svc' がAnalyticsService
プロパティのデフォルトとして使用されます。指定するサービスがわからない場合は、Services ビューをクエリして利用可能なサービスを一覧表示できます。
以下は一般的なJDBC URL です:
jdbc:sapbydesign:URL=https://my999999.sapbydesign.com;User=username;Password=password;CustomService=servicename;
- インストールディレクトリの[lib]サブフォルダ内にあるcdata.jdbc.sapbydesign.jar ファイルへのパスを入力します。
- 接続を右クリックして[Retrieve Schema]をクリックします。
- デフォルトオプションで[Next]をクリックしインポートしたいテーブルを選択します。
- デフォルトオプションでウィザードを終了します。
[Inventory Balance] テーブルをフラットファイルに出力
下記の手順に従って、[Inventory Balance] テーブルをフラットファイル出力コンポーネントに転送します:
- [Table Schemas]ノードで、テーブルをワークスペース内にドラッグします。
- ダイアログが表示されたら[tJDBCInput]コンポーネントを選択します。
- 次に、[tFileOutputDelimited]コンポーネントをPalette の[Business Intelligence]タブからワークスペース内にドラッグします。
- [Inventory Balance] tJDBCInput コンポーネントを右クリックしてベクタを出力ファイルにドラッグします。
プロジェクトを実行してデータを転送します。
関連コンテンツ