ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
詳細はこちら →CData
こんにちは!リードエンジニアの杉本です。
Apache Spark は大規模データ処理のための高速エンジンです。CData JDBC Driver for SAPHybrisC4C と組み合わせると、Spark はリアルタイムでSAP Hybris C4C データに連携して処理ができます。本記事では、Spark シェルに接続してSAP Hybris C4C をクエリする方法について解説します。
CData JDBC Driver は、最適化されたデータ処理がドライバーに組み込まれているため、リアルタイムSAP Hybris C4C と対話するための高いパフォーマンスを提供します。SAP Hybris C4C に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計など、サポートされているSQL操作を直接SAP Hybris C4C にプッシュし、組込みSQL エンジンを使用してサポートされていない操作(SQL 関数やJOIN 操作)をクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブデータ型を使用してSAP Hybris C4C を操作して分析できます。
まずは、本記事右側のサイドバーからSAPHybrisC4C JDBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
$ spark-shell --jars /CData/CData JDBC Driver for SAPHybrisC4C/lib/cdata.jdbc.saphybrisc4c.jar
AP Hybris Cloud for Customer はBasic 認証を使用します。Url およびTenant をインスタンスに適切な値に設定し、User およびPassword をログインクレデンシャルに設定します。
JDBC 接続文字列URL の作成には、SAP Hybris C4C JDBC Driver にビルトインされたデザイナを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインでJAR ファイルを実行するとデザイナが開きます。
java -jar cdata.jdbc.saphybrisc4c.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
scala> val saphybrisc4c_df = spark.sqlContext.read.format("jdbc").option("url", "jdbc:saphybrisc4c:User=user;Password=password;").option("dbtable","AccountCollection").option("driver","cdata.jdbc.saphybrisc4c.SAPHybrisC4CDriver").load()
SAP Hybris C4C をテンポラリーテーブルとして登録します:
scala> saphybrisc4c_df.registerTable("accountcollection")
データに対して、次のようなカスタムSQL クエリを実行します。
scala> saphybrisc4c_df.sqlContext.sql("SELECT ObjectID, AccountName FROM AccountCollection WHERE AccountName = MyAccount").collect.foreach(println)
コンソールで、次のようなSAP Hybris C4C データを取得できました!これでSAP Hybris C4C との連携は完了です。
CData JDBC Driver for SAPHybrisC4C をApache Spark で使って、SAP Hybris C4C に対して、複雑かつハイパフォーマンスなクエリを実行できます。30日の無償評価版 をダウンロードしてぜひお試しください。